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  • 執筆者の写真中野太一

オープンダイアローグのすすめ




お子さんが思春期を迎え、成長に伴う変化や心の複雑な感情にどう向き合えばいいか、誰しも一度は悩んだことがあるかと思います。


そんなときに、コミュニケーションの手法として、「オープンダイアローグ」の考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?


このアプローチは、保護者と子ども双方が心を開き合い、さらに第三者がそこに関わることで、相互の理解を深め、信頼関係を築く手助けとなります。


オープンダイアローグって何?

オープンダイアローグは、対等な立場で心を開いて対話をすることを大切にするコミュニケーションのアプローチです。この方法では、ただ話を聞くだけでなく、言葉に込められた感情や意味も理解しようと努めます。話し合いに参加する全員が自由に思いや意見を共有できる安心できる場所が提供されます。言葉一つ一つに耳を傾け、その背景にある思いや感情に寄り添うことで、他者の視点を尊重し、異なる意見を柔軟に受け入れることを学びます。



子育てや教育におけるオープンダイアローグのメリット


信頼関係の構築:

子どもが心を開いて自分の本当の思いを話せる環境を作ることで、親子間の信頼関係が強まります。子どもが安心して自分の感情や考えを共有できることは、彼らの心の健康にとって非常に重要です。


自己理解の促進:

自分の感情や考えを言葉にすることで、子ども自身も自己理解を深めることができます。また、親がそれを受け入れることで、子どもの自尊心や自己肯定感を高めることができます。


問題解決のサポート:

様々な角度からの意見を受け入れることで、子ども自身が問題に対する異なる視点を持つことができます。親としても、子どもの考えや感情を理解することで、より適切なサポートを提供することが可能になります。


オープンダイアローグを家庭でのコミュニケーションに取り入れる例を考えてみましょう。


思春期の子どもが「勉強が難しくてついていけない」と不安を表明したとき、両親や別の家族がこの心配に共感し、サポートを示します。ただし、勉強の問題は家庭内だけで解決できないこともあります。そんな時、私たちの塾がサポート役として加わり、オープンダイアローグを用いて子どもの勉強に関する不安や困難を多面的に理解し、解決策を模索します。


このように外部の専門家を交えることで、子どもは勉強に関する不安を安心して話せるようになり、家族も子どもの学習を支える新しい方法や考え方を学べます。オープンダイアローグを通して、勉強の問題に対する家族の理解が深まり、私たちの塾がこのプロセスをサポートすることで、子どもの学習への取り組みと家族の絆が強化することができます。



実践のために


全ての感情は大切:

子どもが話すすべてのことに耳を傾け、どんな感情も受け入れることが大切です。怒りや悲しみも、彼らが抱える感情の一部であることを理解することが重要です。


対話の時間を大切に:

忙しい日々の中でも、子どもと心を通わせるための少しの時間を見つけることが大切です。たとえば、夕食時や就寝前のひとときを使って、一日の出来事や感じたことを話し合うのも良いでしょう。このような積極的なコミュニケーションが、お互いの理解を深め、家族の絆をより強固にします。


理解と受容の心を持って:

お子さんが心の内を話すときは、その感情や意見をすぐに判断せず、まずは受け止めてあげましょう。たとえば、学校生活で何か悩みがあるときには、「大変だったね」と共感して、お子さんの気持ちを優しく受け入れてあげることが大切です。この姿勢は、お子さんに安心感を与え、自分の思いを開ける場を作ります。お子さんが自由に自分自身を表現できるようになると、家庭内の信頼感も深まりますよ。



佑啓塾では、オープンダイアローグを取り入れ、生徒たちの成長と発達をサポートしています。このアプローチを通じて、生徒たちは自分の考えや感情を自由に表現し、他者の視点を理解することを学びます。


私たちは、生徒、講師、保護者が参加する対話の場を定期的に設けており、それぞれが心を開いて話し合うことで、相互理解と信頼の構築に努めています。


このプロセスは、学びのみならず、生徒たちの社会的スキルや感情的知性(EQ)の発達にも寄与しています。オープンダイアローグは、単に知識の伝達だけでなく、生徒たちが自己認識を深め、他者との健全な関係を築くための基盤となります。私たちの塾でのこの実践は、生徒たちが将来、社会で活躍するための重要なスキルを育むことにもつながっています。


教室だけでなく、家庭内でもオープンダイアローグの精神を生かすことで、保護者と子どもたちの間のコミュニケーションがさらに深まることを願っています。私たちの塾は、生徒たちが自分自身と他者を理解し、豊かな人間関係を築く旅の一環として、オープンダイアローグを実践し続けていきます。

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